http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130901/waf13090107010001-n1.htm
山深い村に生まれ育ったボクは、年に1度の夏のビッグイベントが何よりも楽しみでした。
夏の夜空を彩る、、、龍神村の花火大会。 残念ながら今はもうなくなってしまったけど・・・。
1輪上がるたびに真っ暗の山々がやさしく浮かび上がり、それはそれは美しい記憶。
大きくなったある日、山下清の作品を見たとき、その素朴な情景がいつかの龍神の夜を思い出させてくれた。
村の大人たちも普段より皆笑顔で、ボクら子供にも無条件に優しいことが何より嬉しかった。
.............
とはいえ約30年まえのボクは花火そっちのけで露天商のくじ引きにはまっていた。
1回100円。お目当ては手錠だ。
当たると信じて疑わないボクは所持金を突っ込む。しかし引けども引けどもはずればかり・・・。
くやしくてまたトライ!やっぱりダメ。繰り返す繰り返す。もう後には引けない。
えんえんと約1h以上も・・・。
(ちなみにどれを引くか考える時間があまりにも長すぎて速くしてと何度か注意される。)
涙が頬をつたったその時、
露天商 ・・・ 「ぼくぅ~、当たらんなぁ。なぁ何が欲しいん???」(かなり心配そうに)
8歳のボク ・・・ 「、て、ぇ、、、じ、ょょょ、、うぅ、。。 うえぇ~ん」(半泣き以上)
露天商 ・・・ 「.......そんなに欲しいんかいな」(呆れ顔)
8歳のボク ・・・ 「...う、、、ん。欲しい」(涙で前が見えない・・)
露天商 ・・・ 「ほな。 ほい! あげる。もって帰りぃ~」(満面の笑顔)
8歳のボク ・・・ 「???????????」(え!!!!!!!!!! やったぁ~!!)
露天商 ・・・ 「お金無駄使いしたらあかんで。手錠大事にしいよぉ」
8歳のボク ・・・ 「はい♪ ありがとうございますっっ!」(シンジラレンコトガオキタ)
こんなほのぼのしたエピソードを ↑↑↑ の記事をみながら思い出しました。
なんとも情けないなぁ。
客 「空クジばっかりやろ?」
露天商 「当たりぃ~wwww」
んなあほな^^
昔は良かったな。人情がある人が今よりもきっと多かったに違いない。
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